目の健康と人工知能

2020.03.25

人工知能(AI)が、今後10年~20年で約700あるといわれる「職種」の47%の仕事が、
機械や自動化により人の手から奪ってしまう・・・

 

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授の研究は広く知られている内容ですが、この研究では「高度な仕事」ほど機械化・自動化が進み、単純作業は残ってしまうという意外な展開になるそうだ。

 

単純作業とは、どうしても人の「目」で判断し、「手」によって作業が行われるもので、
大量な製品を動かしたりするようなものほど、機械化・自動化が進むことで、効率や経費削減効果があるが、日本は90%が零細・中小企業が存在するという背景から、どうしても単純作業が残り、その作業こそが日本の品質や商売の基礎になっていることは否定できない。
しかし、高齢化が進む日本社会では、やはり単純作業がまだまだ残っていたり、体得した経験や第六感という人の力がこれからも必要になる。

 

「目」で判断する情報こそが重要なソースなるとするならば、「視力」や「目」を大切にする必要性があり、つい10年前まではなかったスマートフォンや情報端末により、人々の
「目」や「視力」がダメージを受け続けていることは否めない。

 

より細かくなる情報や活字、さらに膨大な「目」と酷使する作業をし続けるにも、
誰もが抱える「老い」からくる「老眼」との向き合い方は、決して他人事ではないし、
老眼の「若年化」が進んできている背景から、レンズメーカーとしてユニークで負担の少ない「老眼鏡」を上手に活用できる方法や、情報の周知の必要性を強く感じています。

 

「目」の休息や「リラックス」を、視界を確保しつつ健康に維持できるための製品をこれからも開発・発掘していかねばならないです。

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